【Kidle化に挑む!】3. EPUBからMOBIファイルへの変換編

  • Posted on: 9 August 2018
  • By: maho

Amazon kindleでトレーニングテキストを出版するために
【kindle化に挑む!】その3は「EPUBからMOBIファイルへの変換編」です!!

「ODTからEPUBファイルへの変換編」の記事はこちらです。

いよいよ、MOBI形式ファイルへの変換編になります!
MOBI形式ファイルを作るということは、
アマゾンで販売出来るということです!!!
ということで、今回私が試した方法を以下に載せます!
この【EPUB→MOBI】の変換も色々な方法がありました。

<成功例>
「kindle previewer」を用いてEPUBからMOBIに変換するというもの。
「kindle previewer」はAmazonの電子書籍用プレビューアソフトウェアです。
このソフトの中にさらにkindlegenという
EPUBファイルをMOBIファイルに変換してくれるツールが入っており、
作成したEPUBファイルを自動で変換してくれます。
さらに様々なサイズのkindleデバイスで
どのように表示されるかを確認することができます。

windows10だとAmazonから無料で
以下URLから簡単にダウンロードできます。
https://www.amazon.co.jp/gp/feature.html?ie=UTF8&docId=3077677546

(Linux版だとkindlegenがありますが、とても古いバージョンなのでおすすめしないです。
というより、私は使えなかったです。。。
新しいバージョンが出たらまたお伝えします。またはご連絡ください。。)

なので、PCが1台しかない場合は少し(かなり笑)面倒臭いかもしれませんが、
centOSとwindows10を行き来しましょう。
PCは2台あると便利!いつでも!笑
または原稿をMicro office wordで作成すると、calibreもkindle previewerも
windows10に対応しているので楽だと思います。

ということで変換の仕方なのですが、
前回作ったEPUBファイルを「kindle previewer」にドラッグ&ドロップ!
これだけです。簡単!!!
変換が完了するとファイルの場所を教えてくれて、
さらにそのまま読むことができます。
大・中・小の3種類のデバイスでの表示のされ方を見ることができるので、
非常に便利です。

さらに、自身が持つ端末で閲覧する際には、
「Amazon Kindle」というアプリをダウンロードし、
その際に端末本体に作成される「kindle」フォルダに
MOBIファイルをコピーすると閲覧できます。
(端末によってはできない場合もあるかもしれません)

<失敗例>
変換の仕方は色々あります。
試した方法を以下に挙げておきますが、
何故その方法が失敗であったかについては忘れてしまったので、
気になる方は、是非一度お試しください。

  • 「calibre」でODTファイル→MOBIファイル変換
    ODTファイルをEPUBに変換せずそのままMOBIファイルに変換する方法です。
  • 「libreoffice」でODT→HTML変換後、「calibre」でHTML→MOBI変換
  • 「libreoffice」でODT→HTML変換後、「kindle previewer」でHTML→MOBI変換
    画質は改善されるが、目次のリンクが不正になる。
    kindleの目次表示のメニューに目次が反映されなくなる。

以上になります!!!
ここまでの方法で一応ODTからリフロー型のkindle販売用MOBIファイルに
変換することが可能となります。(個人差はあるかと思いますが、、、)

ここまではファイル変換について述べてきましたが、
次回からはファイル変換前の原稿(ODTファイル)で必要な設定について
書きますので、原稿がODTファイルの方だと参考になると思います。

次回の【Kindle化に挑む!】は、
その4「ODTファイル編集編」です!!