アンチエイリアシング

Javaのアプリケーションではよくあることなんですが、デフォルトだと、フォントが綺麗にならない事があります。NetBeansも突き詰めればJavaのアプリケーションなので、そういった事が起こりえます(Windowsだとどうでしょうか？綺麗なのかな)。Java言語自体がアンチエイリアシングに対応してからもう長いんですが、起動時にオプションが必要な場合があります。

-J-Dawt.useSystemAAFontSettings=on

これを付けるかで、あなたのJavaアプリケーションはもっと綺麗になる！？かもしれません。ということで、NetBeans6.8が出たてなので、それで検証してみます。

NetBeans6.8での設定

設定するファイルは、<Netbeansディレクトリ>/etc/netbeans.confファイルです。このファイルを開き、6行目の「netbeans_default_options=」から始まっているのが、JVMに渡すオプションになります。このオプションのどこでもいいので、先の設定を追記して、NetBeans6.8を起動すると綺麗になります。

まずは、デフォルトの画面を

次に、先の設定をした画面

最後に、自分の好みで変更した画面。これは、NetBeans6.8の[ツール]-[オプション]からフォントの設定ができる項目があるので、その中で、好みのフォントを指定します(今回はIPA Pゴシック 14ポイント)。

ちょっとの変更で快適になります。でもWinodwsの環境なら、いらない設定かもしれませんね。